稼げる!ネイル 開業ブログ

15年間目のプロが教える、ネイルで稼ぐために必要な事、技術アップブログです。

ネイルメニューの価格設定をどうする?

 一番悩む価格設定はどうする?

 

 

ネイルサロンをオープンするにあたり、サロンメニューの価格設定について

まとめてみました。

 

一番重要であり、この先長く経営が続けられるか大きく影響します。

 

まず、よくある考え方、特にネイリストに多い、

売り上げと必要経費のバランスをあまり考えずにメニュー設定をする。です。

 

1年間の売り上げ目標、1か月の売り上げ目標、1日の売り上げ目標、

そこから固定費、必ず支払いが発生する家賃、光熱費など、さらに材料の仕入れ、

その他にかかる必要経費、雑費、消耗品代、そして、、自分の給料、スタッフを雇えば

その給料です。

利益がでなければ、ネイルサロンをやる意味はありません。

当然、自分の給料も確保できなくなると、生活もできませんよね。

 

お客様からいくらお金をもらえれば経営が成り立つのかを考えなければ

なりません。

 

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ネイリストは職人気質が多いので、ついつい経理がおろそかになっていて、

仕事をしてもたいして利益が出ていな人もいます。

 

それで、こういう状況が続くと、、、何をするかと言うと、

お客様が多く来れば利益も上がると思い、

 

「値下げ」に走ります。

 

「隣のお店より安くすればお客が来る」と思っています。

 

そして、ネイルは一日の集客人数に限界があるので、実際値下げしても

人数が少々増えっとしても、値下げした金額分が徐々に

マイナスへと繋がり、結局、売り上げがたいして伸びない、なんなら

売り上げが下がることになります。

 

さらに来店客が少ない日には、売り上げがさらに大きく下がる状態に

なります。

 

そこで、負の連鎖。最悪「お店を辞める」になることがあります。

 

今の時代、安くしたから言って、そう簡単にお客様はなびきません。

 

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ですから、最初の値段設定は本当に重要です。

 

まず、周辺のお店の価格調査をしっかりしましょう。

またお客様の年齢層なども考量し、ターゲットを絞ることも大事です。

 

高い価格設定になると、若いお客様は気軽には来られませんし、

逆に、あまりも安い設定にすると、クーポンのみで来る一元客が増えて

リピートしない、さらに宣伝広告費がさらに増えることになり結局

稼いでも手元にお金が残らないことになります。

 

競合店とも差をつけるためにも、

ターゲットをある程度しぼり、そのお客様層に合わせた値段設定と

それに見合ったサービスが重要になります。

 

もちろん価格を高めに設定するならば、自分の技術力も上げる必要もありますし、

質のいいジェルやストーン、パーツなども選ぶことが重要になります。

また、おもてなしサービスとして、お茶などのドリンクサービスもした方がいいでしょう。

 

 

結論として、まずは、

競合店の価格を調査し、値下げするのではなく、

ネイルサービスに付加価値をつけたり、

常連さんにお得なサービスを設定するなど、

日頃来てくれる人に感謝とサービスを提供できるように

値段設定に余力を持っておくことも大事だと思います。

 

また、新規お客様には

大幅な値引きをするのではなく、

わかりやすい値段提示することで、まずは信用していただける

お店つくりが大切です。

 

税込なのか、税抜なのか、

ジェルネイルオフ代がいくらか、

デザインの価格なのか、デザインは別料金なのか、

わかり易く提示しましょう。

 

複雑な料金システムにすると、お客様の不信感を得るだけです。

 

値段設定は、長くネイルサロンを続けるにも大変重要です。

しっかり、プランを立てましょう。