ジェルネイルの基本。人気のジェルネイルとは。
どこのネイルサロンも必ずある「ジェルネイル」メニュー。
2000年ごろから、日本でジェルネイルが広がり始めました。
ジェルネイルは比較的アレルギーが出にくく、自然な付け心地が楽しめ、自爪も短くても出来るネイルなので人気があります。
また、爪が折れやすい人や、爪が薄すぎて何かの衝撃を受けるとすぐに曲がってしまい痛い思いをする方などは、ジェルネイルをすることで強度を維持できるようになるので、日常生活が楽になったと言われる方もいらっしゃいます。
では、ジェルネイルの材料学です。
ジェルネイルとは。
ジェルネイルは、メタクリル酸エステル、モノマー、アクリル酸オリゴマー、光重合開始剤が配合された、ウレタン樹脂が多いです。この中に入っている、光重合開始剤がUVやLEDの光にあたることによって、硬化が始まり、爪の上でくっついていきます。
一度付けるとそう簡単に剥がれることなく、3週~1か月ぐらい持たすことができます。
少々、洗い物をしたり、シャンプーしても剥がれる事は無いです。
逆に、簡単には剥がれないので、いざ剥がすときは、専用のジェルオフ液やアセトンに浸して剥がしていきます。
ジェルネイルの良い点
- 3週から1か月と長持ちする。
- 発色が綺麗で艶も持続する。
- 少し厚みがあるので爪が薄い人には補強になる。
- 短い爪にもできる。
- ネイルアート(ストーンなど)を付けても取れにくく、長く楽しめる。
ジェルネイルの欠点
- すぐに剥がせない。専用液を使っても10本剥がすのに40分ぐらいはかかる。
- 自分で剥がすこともできるが、正しいやり方を理解してやらないと大変なことになる。
- できれば、ネイルサロンで取ってもらう方が安全で爪も傷めにくい。
- ジェルネイルが浮いてそれをそのまま放置していると、浮いたところから雑菌がはいり、カビの原因になる。(グリーンネイルになる)
ジェルネイルのメリットは沢山あるけど、間違った認識や、ジェルを付けて放置は逆に爪を傷める原因にもなるので、きちんとメンテナンスするなり、付けてもらったネイルサロンで丁寧にオフしてもらうなり、きちんと対応が必要です。
また、自分でも出来ますが、正しいやり方を学んでしないと、結局爪を守るどころか、爪を傷めてしまう原因にもなるので、くれぐれもセルフネイルの場合は気を付けてしてください。