ネイルのダスト問題と対策方法
ネイルサロンでみんなが悩んでいる「ネイルダスト」の問題。
ネイルのお仕事は楽しいしけど、結構ネイルのアレルギーで
悩んでいる人がいるのも事実です。
私もその1人。実は。
ネイリストは毎日、毎日、ネイルを削ったり、のせたり、塗ったり。
ネイルオフのお客様もいれば、お直しでネイルを削って
またカラーリングのお客様もいます。
ネイルオフの時、削った粉が顔や髪の毛、服などに付着します。
細かいのであまり気にしない人もいるかもしれませんが、
相当飛び散っています。見えてないだけです。
ネイル材料に含まれる「樹脂」の成分がアレルギーをひこ起こす可能性もあります。
アレルギーを発症してしまうと、そのネイル材料は使えなくなるし、
手や顔もかぶれたり、ただれます。
発症させないためにも、日ごろから掃除を徹底することと、
できるだけ、手や髪の毛に付着しないよう気を付ける、
また、吸い込んだりしないようにした方がいいです。
対策方法
- 施術の時は必ず、マスク、エプロンをする。
- だて眼鏡もつければ細かい粉が目に入るのも防げる。
- オフの時、ダストを吸い込むネイル用の集塵機を使う。
- 空気清浄機の設置
- 頻繁にテーブルを拭いたり、ダストが飛び散らないよう湿ったペーパーや湿らせたタオルを下に敷いてネイルオフをする。
- 部屋を乾燥させすぎない。空気中に舞うのを多少防ぐ。
- 一日の施術が終わったら、髪の毛、服、肩、背中をはたきダストを払う。
- 部屋は掃除機か、モップでしっかり掃除する。
- 手洗いを頻繁にする
これらを徹底すれば、自分を守ることもできますし、
衛生面の管理もでき、きれいなお部屋にもなります。
自宅サロンでペットを飼っている方は
できるだけペットお部屋に入れない方がいいでしょう。
毛に付いたダストを、他の部屋に運んだり、
ペットが舐めたりするのもよくありません。
また、ネイルのアレルギー反応はこんな感じのものが多いです。
- 手の皮がむける。ただれる。筆を持つ指だけがただれる。かゆい。
- 顔の皮膚の薄いところ(まぶた、首)に赤い発赤がでてかゆい。
- 顔がはれる。
- ネイルを始めると息苦しい。のどがイガイガする。
- ネイルを始めると咳がでて止まらない
- 目がかゆい
- 首がかゆい。
- 指に小さな水ぶくれがぷつぷつできて、かゆい。
- 頭皮がかゆい、かさぶたができる。
これらは、おそらくネイルのアレルギーの可能性があります。
このような症状がでたら、皮膚科に行くしかないです。
そして、どのメーカーのジェルやアクリルを使ったかを可能な限り
特定しましょう。。
そして、原因がはっきりしたら、それはもう使えないので
メーカーを変えるしかありません。
一度、アレルギーがでると、しばらく、他のどのメーカーを使っても
アレルギーが出る場合があるので、ネイル自体ちょっとお休みしたほうがいい場合も
あります。今までアレルギーが出なかったものでも出てくる場合があります。
また、免疫力が低下している時、一気にアレルギーがでることが多いので
日ごろから、規則正しい食事をしたり、免疫力を高める食品やハーブティーなどを
取るなどして、日ごろから強い体を作っておく必要もあります。
長くネイルを続けるためにも自己管理も含め、しっかり対策しましょう。